育児・家庭の両立 短時間常勤 正職員制度

、医療現場では「短時間常勤」という働き方の選択肢

2025年には現在より50万人多い200万人の看護師が必要とされると試算されています。

 

そのため、医療現場では「短時間常勤」という働き方の選択肢を増やし離職率を下げたり、
負担の軽い業務から始められる制度を導入し潜在看護師を掘り起こしたりするなど、
対策が進んでいることをご存知ですか?

 

2015年10月からは、看護師等人材確保促進法の改正により復職支援を
受けやすいように届け出る制度が導入されます。

 

今家庭と勤務の両立に悩んでいる看護師さんには「短時間常勤」という働き方を選択し、
家庭と勤務の両立させ、継続勤務する方法があります。

 

このようなフルタイム勤務だと、辞める看護師さんや復職をためらう潜在看護師さんが増加する為、
医療機関では短時間正職員制度を導入するところが増加しています。

 

このような例があります

 

川崎市の川崎幸病院の外科病棟で働く小林奈津子さん(32)は
「フルタイム勤務だと、辞めるか、(長時間勤務でも)
頑張るしかないと思っていたけれど、選択肢が多くなり助かった」と
川崎市の川崎幸病院の外科病棟で働く小林奈津子さん(32)はほほ笑む。

 

彼女は看護師歴12年目(育休期間含む)の今年1月、長男(一つ)を院内保育所に預け、正職員として復職した。

 

 

同病院は2008年、勤務時間を4〜6時間で選べる「時間正職員制度」を導入しました。

 

利用している約30人の正職員の大半が育児・介護中だ。

 

小林さんは復職当初には4時間勤務で、現在は午前9時から午後2時半まで働いている。

 

短時間勤務とはいえ、パートなどの非常勤職員と異なり、週末勤務をしなければならないが、
制度導入後には出産と育児のための離職率が半減した。

 

佐藤久美子看護部長は「結婚適齢期の看護師は現場のリーダークラスで
辞められると病院が困るものの、自由に休める非常勤職員が増えると、
常勤職員への負荷が重くなる。

 

そのため、正職員を増やしたかったと導入理由を説明しています。

 

 

 

看護師資格を持っていながら、現在は働いていない潜在看護師を発掘する取り組みもしています。

 

大阪府済生会吹田病院(吹田市)は2008年から、原則経験3年以上の
看護師を対象に、週1日、2時間から働ける「くわいナース}制度を始めました。

 

掘り越して収穫する地元の伝統野菜「くわい」にかけた名称です。

 

受け持ち患者をなくし、食事介助など離職中のブランクが影響しない業務を担います。

 

家事の急務で休めるなど自由度が高い一方、休日取得などに制約があります。

 

時給も他の職員より300円安いが現在約70人が登録。

 

その内6割が育児中の看護師です。

 

「くわいナース」導入で、正職員1人当たりの月間残業時間は半減しました。